保育士はシングルマザーでもなれるの?働くメリットやデメリットを徹底解説!
2023年3月28日
近年123万世帯以上も存在するシングルマザー。彼女たちは育児をしながら仕事も並行して行わなければいけません。
そんな中、身体さえ健康であれば何歳でも続けられる『保育士』は魅力的ですね。そのため、将来も見据えて保育士を目指すシングルマザーも少なくはないでしょう。
しかし、実際子育てと並行に働くことは可能なのでしょうか?
保育士はシングルマザーでもなれる?
結論からいうとシングルマザーでも保育士になることは可能です。
『保育士は激務で残業が多いためキツイ!その上、給料が低い』と思っていませんか?
このイメージは事実です。
しかし、現在では労働環境改善により月の残業は45時間までとなっています。
我が子がある程度大きくなっていれば、働けなくはないですね。
給料の面でもひと昔前は時給換算するとスーパーの時給より安い!なんてこともありました。
しかし現在では保育士の給料は上がり、平均年収は363.4万円(令和元年の時点)となっています。
この金額であれば十分に生活は可能でしょう。
また、子どもが小さいから時短が通用する保育士のパートで働きたい、という考えのシングルマザーもいるかと思います。
その場合、この様な年収を頂くことは不可能ではありますが、年収が低ければ児童扶養手当を年収に応じて支給することも可能です。
そのため、子どもの年齢に合わせた働き方を選ぶことが出来るのです。
シングルマザーが保育士として働く上で重要なこととは?しっかり職場選びをしよう!
シングルマザーが働く上で様々なポイントが重要になってきます。
しかし、この『様々なポイント』を解決するためには、職場選びが最も重要になってくるでしょう。
では、どのようなポイントを重視すれば良いのでしょうか?
- 行事が土日or平日
- 有給が取れやすい
- パートや派遣の受け入れ
- 人間関係
などがポイントになってきます。
1人で仕事と育児を両立しなければいけないので、保育園の行事は平日が好ましいですね。
また、最初は正社員で頑張るぞ!と思っていても予想以上にキツイためパートにチェンジ希望をする場合もあります。
このことを考慮すると、『パートや派遣の受け入れ』の項目も必須でしょう。
そして自分がシングルマザーだということをしっかり理解してくれる保育園で働くことも重要になってきます。
シングルマザーが保育士として働くメリットとは?
シングルマザーが保育士として働くにあたってメリットは豊富に存在します。
一見大変そうな保育の現場ではありますが、逆をいえば育児のプロも多く働いています。
そのため、自分の悩みや辛みも相談できて育児に対する様々な情報を得ることが出来るでしょう。
また、その他にもこのようなメリットがあります。
- 仕事が見つかりやすい
- 安定している
- やりがいがある
順番に解説していきましょう。
仕事が見つかりやすい
ズバリ仕事は見つけやすいです。
やはり保育士といえば『キツイ、給料安い、汚い』の3Kがとても印象的です。
実際大人数の家庭であれば平均年収363.4万円では養うことは難しいでしょう。
そのため、基本どこの地域でも保育士不足が現実です。
安定している
保育士は身体さえ健康であれば何歳まででも働く事が可能です。
70歳で正社員として働いている現役保育士さんも存在しちゃうくらいです。
老後の生活費まで解決しちゃいますね。
やりがいがある
保育士とは、直接利用者から「ありがとう」と言ってもらえる仕事です。
また、様々な子どもの成長を身近で感じることが出来る素晴らしい職業なのです。
シングルマザーが保育士として働くデメリットとは?
勿論シングルマザーが保育士として働く上で大変なことも様々です。
良い職場に就職出来ても、時には壁にぶち当たります。
その他にも多く分けて2つの悩みがあるでしょう。
給与がやや低い
平均年収は低めの363.4万円です。
この金額では生活できないことはありませんが贅沢は難しいですね。
将来子どもが私立の高校、大学に進みたいと希望するかもしれません。
そのため、将来を見据えた計画が大事になってくる年収でしょう。
働く保育園によって勤務時間が長くなる
保育園に預ける子どもの保護者は働いている場合もあります。
人によっては夜の7時過ぎまで働いている保護者もいます。
そのため、その分お迎えも遅くなるでしょう。
そうなると最後の清掃なども遅くなります。
また、行事が多めな保育園であれば準備に長時間掛かり必然的に勤務時間が長くなるでしょう。
まとめ
以上、保育士はシングルマザーでもなれるのか?についてまとめてみました。
シングルマザーでも十分保育士になることができると、分かったかと思います。
保育士という仕事は素晴らしい職業です。1人で育児、家事、仕事を両立することは大変ではありますが、保育の現場は幼児に対するプロの集まりの様なもの。この職業は、きっとあなたの支えになるでしょう。