履歴書の書き方について

履歴書の書き方

履歴書も第一印象を決める大事な要素。

書き方や内容で人物像を判断する園も少なくありません。

「就職活動がんばるぞ!」という方も、書類がなかなか通過しなくて落ち込んでいる方も、自分が園に貢献できることを証明する書類を作成して、前向きにがんばりましょう!

あなたの良さがあなたに合った園に伝わるように!

【自分を売り込むツールが履歴書】

履歴書を書く際に心に留めておかなければいけないのは、必ずしも見てもらう人と自分とで1対1では無いということです。新卒者の就職活動なら言うまでも無く、転職をお考えの方でも、人事の人から見るとやはり多く居る志望者のひとりとなってしまいます。その中でいかに自分をアピールするか、その第一印象が履歴書なのです。

単なる説明書で終わらせてしまうか、それとも自分の「売り」を最大限に伝えるパンフレットとして考えるか、その気持ちひとつで既に差がついてしまいます。

【自分の見直しになるのが履歴書】

履歴書を書くことは、同時に自己分析にもなります。自分のことを他の人に伝えるには、まず、自分自身が自分のことを見つめ直さなければいけません。まず、客観的に自分の経歴やスキル、経験のすべてを洗いだす必要があります。さらにその中から、自分のアピールポイント、強みや利点はどこなのかというところを認識し、またさらにその中からピックアップして伝えるべき項目を決めます。

履歴書が書き終わる頃には、原石が磨かれた貴石としてのあなたを見つけることができるでしょう。「自分はこれといって…」と思ってしまっている方も、過小評価せずに自分と対面してよく考えてみてください。

【名前】
「ふりがな」とある時はひらがなで、「フリガナ」とある時はカタカナで書きましょう。フリガナは漢字のみに付与。
【住所】
省略せず都道府県から、建物の名称や部屋の番号、「○○方」まで詳しく記入。
【連絡先】
電話番号は自宅か、携帯電話のどちらか1つは記入。
【写真】
●服装はフォーマルで、3ヶ月以内に撮影した証明写真を使用。
●髪形や表情、清潔なイメージに留意。
●写真の裏には必ず名前等を記入。
【学歴】
●学歴の1行名には行の中央に「学歴」と記入。
●卒業・入学年は、元号、西暦どちらでも構いませんが、履歴書の提出日や生年月日などと表記を合わせましょう。
●学校名は省略せずに(入学・卒業の学校名が同じでも「同上」などと省略せずに正式名称を)記入。
●小・中学校は卒業年度のみの記入で可。
●高校以上は「入学」と「卒業」の両方を記入。
●学部や学科、専攻も記入。
【職歴】
●学歴のあと一行空けて、次の行の中央に「職歴」と記入。
●法人名など正式名称で略さずにきちんと書きましょう。
●入社した園・会社を全て記入。
●配属部署や仕事内容・役職などを書くと、担当者はキャリアをイメージしやすくなります。

●アピールになるのであれば、長期間就業したアルバイトや(パート)歴も記入。
●職歴のあとに賞罰を記入する。特になければ「賞罰なし」と記入。

●最後の行の右寄りに「以上」と記入。
※入学・卒業年度の間違いは当然ながら、学校名称の省略もしないように。
正式書類をきちんと書けない大人と判断され、それだけで不採用になるケースもあります。
基本的な間違いがないか、正式名称で書いてあるかなどの確認を忘れずにしましょう。
【資格】
●応募先の園や職種に関係なく、持っている資格は全て取得年月順に記入。
●名称は正式名称を記入。
●取得を目指して勉強中のものがあればその旨を添えて記入。
【特技・趣味・得意科目・自己PRなど】
●単に「趣味は○○です。」「特技は○○です。」のみではなく補足を入れましょう。
●趣味であれば、それを行なっている頻度やどこに楽しみを感じているのか、特技であれば、スキルレベルのわかるエピソードなど、○○鑑賞などであれば具体的な作品名、一番好きな作品とその理由、などをフォローとして記載するのがよいでしょう。
●自分自身が残した実績や、発揮できる能力、仕事に対する思いなどアピールしたい点について記入。
【志望動機】
●志望動機を自分の言葉で書きましょう。(経験を踏まえて将来こんな仕事がしてみたいという書き方をすると説得力があります)
☆志望動機の書き方のポイント☆
・なぜ保育業界であって、他の業界ではないのか?
・なぜこの職種であって、他の職種でないのか?
 上記の項目について自分なりに考えた答えを事前にまとめておくとよいでしょう。
【希望欄】
職種や勤務地等の希望を書くのが一般的です。
【その他】
面接時に質問されても答えられるように整理しておきましょう。